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お風呂騒動。1
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秋乃side
ご飯を食べ終わりお風呂に入る。
白は、最近一緒に入るのが恥ずかしいみたいで
一人で入って、出て来るのだが…
「ちゃんと髪拭きなよ〜?」
「うんっ!拭くの!」
と言いながら、毎回濡れたまま出てくる。
今回は大丈夫かな…と、毎回思うが
きっと今回も出来ないので風呂の脱衣所で待つ。
十数分すると、ドアが開いて
綺麗になった白が出て僕を見つけ恥ずかしそうに
下を向いて近づいてくると
ポコポコと小さな拳で叩いてくる。
「白?どうかしたの〜?」
「ん〜!恥ずかしいから、や、なの」
「なら、早く拭いて服着ないとね〜」
手早く拭いてあげて、服を着せる
今回はそんなに濡れなかった。
夏にぃの家がビシャビシャにならずに済んで
本当に良かった思う。
なんせ、夏にぃは潔癖気味なところがあるからだ。
「僕もお風呂入るから、先リビング行ってて?」
「…うん。待ってるね」
少し寂しそうな表情で歩き出し
夏にぃに会うのが少し不安なのか
強張った顔をして出て行った。
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