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お風呂騒動。3
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夏弥side
久しぶりに来たと思えば、
冬っちは人見知りをするようになっていた。
これは、大きな成長だろう。
「遅いなぁ…、迷ってへんやろか…」
アキが、冬っちを迎えに行ってからしばらく経つ。
入れ替わりで入ってくると言っていたし、
そろそろ戻ってきてもいい頃だと思うのだが…。
しばらくしても、戻ってくる気配さえなかった。
迷ってたらいけないし、迎えに行くべきか…
そう悩みながら、ドアを開けると
コンッ…
と、何かにぶつかる音がしてもしかしてと
ドアの向こうを見れば、冬っちが倒れていた。
「あ、すまんなぁ。なんとも…、あらへんか?」
「…い、たい……」
どう見ても大丈夫には見えないので、
保冷剤を取りに行くと、アキが、駆けつけてきた。
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