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お風呂騒動。4
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秋乃side
お風呂に入ろうと思って服を脱ごうとした時
何かがぶつかる音と、倒れるような音が聞こえて
慌てて音の聞こえたリビングの方へ。
「し、白っ!…だ、大丈夫…?」
「うぇ…、い、たい……ぅっ…」
どうやら、入っていいか悩んでいるところに、
白が遅い事を心配した夏にぃがドアを開けてしまい
ドアに激突したみたいだった。
どちらも悪くないと言えば、悪くないけど、
なんとも不幸な…。
「白…? まだ痛い…?」
「………」
「なぁ、アキ。冬っち、寝てへんか?」
白は、泣き疲れて僕の膝の上で
眠ってしまったようで、身動きがとなかった。
すると、夏にぃが軽々抱き上げて
自分の膝の上へとのせる。
「冬っちはええから…。風呂入ってきぃ?」
「ありがと〜、行ってくるね〜」
有り難くお風呂に行かせてもらう。
白が起きる前に戻らないとまた泣きそうだ…。
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