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幼き日… (番外編)2
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秋乃side
僕は、雨の中薄暗い路地を彷徨った。
何日も、何日も、何日も……
来る日も、来る日も、僕は歩いて回った。
自分の居場所を見つけるために…
「お前、なんでこんなところにいる?」
「居場所が無いんです」
「なら、ここでの生き方を教えてやる。ここで生きろ。
ここで生きる為のルールを学べ」
その後、僕は色んなことに手を出した
幸いにも僕は器用だった。
特に困ることもなくお金を稼ぐことが出来た。
「今日から、僕がここを貰います」
そう宣言した日、僕は初めて自分の手を紅く染めた。
なんの罪悪感も感じられなかった。
僕はついに壊れてしまった…
あの日からずっと戻れない闇の中を彷徨っていた。
ー彼に会うまでは…ー
「おはよ、愛しい×××…」
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