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海に行こう! 2
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秋乃side
寝不足気味で、クマが出来ている僕のために
白はお粥を作ってくれた。
どうやら、僕の体調が良くないと思ったから らしい。
体調が悪いわけでは無いので白にそう伝えると、
安心したように笑ったのがとても可愛い。
それと同時に、無駄に心配させてしまったなと反省した。
これからは出来るだけ早めに仕事を終わらせようと
あためて思ったところで、白に話をする。
「ねぇ、白…。海に遊びに行く〜?」
「海、行きたいっ!」
嬉しそうだったから、連れて行ってあげようと思った。
旅行券は、ユキから直接家に届けられた。
もちろんの事だが、相手の住所などは特定できなかった。
すぐに出かけられるようにある程度
荷物を詰めてある旅行鞄があるのでそれを出して来て
白に服を着せてあげる。
「よし、行こっか!」
「うん!」
ニコニコしながら家を出ると、かなり日差しが強く
一旦家の中に帽子を取りに戻ることになったが、
なんとか無事に出発することができた。
白のは良いのがなくて小さめの麦わら帽子だ。
駅について電車に乗ると、はやり目立ってしまって
視線を集めてしまう。
「見られてるぅ…」
「白、おいで」
電車に乗って一駅行ったところで降りた。
値段は高くなってしまうかもしれないが、
タクシーを使おうと思ったところで知り合いと出会った。
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