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海に行こう!5
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秋乃side
海について早々に駒木さんの横に座っていた子が
走って行ってしまった。
駒木さんも、その子を追いかけて走って行く。
白はキョロキョロと辺りを見渡して、
僕の手を引っ張る。
「黒、近く行っていい?」
「う〜ん、服着替えてからにしよっか!そうしたら、
海にも入れるし、服も汚れないからね〜」
「うん。分かった」
水着に着替えて、日焼け止めを塗る。
その上からフード付きの薄いパーカーを着て
頭にフードを被った。
「白、可愛い〜!」
「ありがと、これ涼しい…」
白のパーカーのフードにはウサギの垂れ耳が付いていて
かぶると白兎みたいで可愛かった。
白も気に入ったみたいで、耳をパタパタさせて遊んでいる
海に近づくと、風が冷たくて心地いい。
白は波打ち際を見て不思議そうにしていた。
「触ってみたら?」
「いいの?」
「うん。冷たいかもね〜」
予想以上に冷たかったらしく、ビクッとなっていた。
しかし、面白かったみたいで
パシャパシャと海水を叩いて遊んでいる。
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