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朝日上りて 2
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冬生side
朝起きて、出かけられるように服に着替え
綺麗な太陽が昇り暖かい日差しの中を歩いていく。
少しした所に小さな喫茶店があった。
黒と二人で店に入ると、本がいっぱい置いてあって
眺めていると、黒は優しく頭を撫でて
「本読んでいいよ〜?そのために置いてあるんだから」
「そうなの?」
「そうなの。だから、好きな本持っておいで〜」
表紙を見てパラパラとページをめくり
面白そうな本を探していると、店員さんに話しかけられた
怖くなって、黒の下まで走っていくと
店員さんも何故かついて来て、僕は黒の後ろに隠れた
「すみません…。この子怖がらせてしまったみたいで…」
「あ、いえ。大丈夫ですよ〜」
その後、すぐ定員さんは戻って行った。
黒は怖がる僕を抱きしめると、頭を撫でてくれた。
「本、持ってくるの…」
「うん、うん。いっておいで〜」
適当に抜き取って、黒のところに戻る。
黒の膝の上に乗せてもらって、読み始めるけど、
あまり面白くなかった。
「お待たせしました」
「ありがとうございます」
僕が本を選んでいるときに頼んでいてくれたみたいで
僕の分まで料理が運ばれてきた。
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