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お店回り 3
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秋乃side
ガラス細工店を出て、適当に街を歩いていると
今時では、あまり見なくなった駄菓子屋さんを見つけた。
白にはあまりお菓子を食べさせたことが無かった。
ここなら、色々なお菓子が安く買えるし
白に買ってあげようかなっと思って駄菓子屋さんに入る
「黒、これ…。なぁに?」
「これは、水飴だよ〜。それで、こっちがチョコ。この丸いのはグミだね〜。あ、これ美味しいやつ!」
「黒、ぼくね、これがいい」
そう言って白が差し出して来たのは
紐の先に小さなイチゴ飴のついた "紐付き飴" だった。
やっぱり、白はキラキラと光るものが好きみたいだ。
他にも色々食べさせてあげたくて
チョコとか、水飴とか、綿菓子とか色々なものを買って
お会計をした後再びお店を見て回る。
「黒、あれは?」
白が指差していたのはパワーストーンのお店で
またキラキラしたものだった。
もしかして…
ふっとある可能性に気づいたのだが、
ここで聞いてパニックになってしまうのは可哀想だ。
そう思い、とりあえず、何も聞かずに店に入った
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