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お仕置き -5-
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「ふっ…んんっ…や…あ…っ、あむっ…」
塚口さんの唾液が流れ込み、条件反射の様に飲みこんでしまった。
塚口さんの指はくるくると俺の乳首を弄っていて、時折抓られると俺の体はビクビクと跳ねて、その度に塚口さんの腕に縋りついてしまう。
キスをされながら愛撫をされて、それが興本じゃないということが嫌でたまらないのに。塚口さんの愛撫がとても優しいから、萎えていたはずの俺の息子はすっかり元気を取り戻してしまっていた。
「ん…ちゅ…は…。はは。ほら、井瀬クン、あーんして」
くちゅくちゅと口内を愛撫していた舌を抜いて、塚口さんは穏やかな口調で、それでも乳首を弄っていた指は強引に俺の顎を捉えて、文字通り俺の口を大きく開けさせた。
「あー…あー…」
言葉を発せない俺を笑いながら、塚口さんは舌を伸ばしてきた。
つー、と塚口さんの口から唾液が伝い、俺の口の中へと落ちていく。
少し苦い塚口さんの唾液が俺の舌を通って喉へと流れ込む。とても嫌なのに、生理現象として俺の喉はコクンとそれを体内に入れてしまった。
「上手に飲めたね」
いい子いい子、と塚口さんは再び俺の口を塞いで、更に直接唾液を流し込んできた。
そして再び指は俺の乳首を弄り始めるのだ。俺のちんこはタラタラと汗を流して震えているのに、一度も触られていない。
これが興本だったら俺は喜んで唾液を強請るけれど、今俺にそれをしているのは塚口さんだ。どうして興本じゃないんだろう。早く興本のものが欲しいのに、興本に触ってほしいのに、目の前にいるのは塚口さんで。
俺は塚口さんに自らの腰を擦り付けてしまう自分が嫌で嫌で仕方がなかった。
「ふぁ…あんっ…おきもと…っ、おきもとっ…んんっ」
口が離れるたびに興本の名前を呼ぶ。泣きながら助けを求めるように興本の名を口にする俺は小さな子供みたいだ。
だけど塚口さんはそんな俺を慰めるように、けれどそんなことはどうでもいいように、指で弄っていた乳首を口で弄り始めた。舌で舐めたり、思いついたように吸ったりするたびに、俺の体はやっぱりビクビクと跳ねたりして、ちっとも嫌がってるようには見えなかった。
「やだ…興本が良いっ…、お願い、塚口さん…やめて…っ、うう…やめ…っ」
「えーなんで? 井瀬クン、気持ち良さそうだよ? ほら、脇も舐めてあげる」
泣きじゃくる俺にお構いなしで、塚口さんは俺の腕を持ちあげると、毛も剃っていない俺の脇をそれはそれは丁寧に舐めていく。興本さえ滅多にしないその箇所は、俺の敏感なところの一つだ。
「やあっ、ああっ…あっあんっ」
「お? 良い声。ここが好きなんだ?」
俺の声色が変わったことに気付いた塚口さんは、更に丹念に、ねっとりと脇を舐め始めた。俺はくすぐったいのか感じているのか分からないまま、体を震わしながら声を上げるしかなかった。
「やだぁっ、あん、あん、はっあぅんっ…ああっん」
「ははっ。ほんと、良いんだ。れろ…ペロ…」
脇から二の腕にかけて舐められて、俺は頭が真っ白になった。
こんなに執拗に舐められたことはない。気持ちいいはずがないのに、お腹の中がきゅっとなった。射精にも似た感覚にお尻の穴もきゅっと締まる。
「や…も…っ…、おき…もとぉ…。うぅ…」
助けて。
助けて。
興本が良い。
なのに、テレビのヒーローみたいに、漫画のヒーローみたいに、いつまで経っても興本は現れなくて。
「んー。なかなかイかないね?」
ようやく脇攻めを終えてくれた塚口さんは、泣きっぱなしの俺を布団に寝かせて、覆いかぶさって来た。
「そろそろ俺も気持ち良くさせてね」
そしてカチャカチャとベルトを外し、塚口さんのイチモツが目の前に現れた。それは既に起ちあがって、硬くなっていた。
「匠真よりは咥えやすいでしょ」
自虐的に笑った塚口さんは、そのままソレを俺の口の中へと突っ込んできたのだった。
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