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お仕置き -7-
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衝撃発言をした塚口さんに対し、興本の反応はとても冷静なものだった。
「変な言い方しないでもらえるかな。オトコとのヤリ方を教わっただけで、聡さんとは実践してないから」
そして興本は濡れた俺の体をバスタオルで拭きながら、俺を起こして抱きしめた。体中に付いていた塚口さんの痕跡は水で流され、今は清々しい気持ちで興本の腕の中にいられる。
俺が興本の背中に腕を回せば、褒めるように興本は俺の耳を舐めてくれた。やっぱり舐められるなら興本が良い。
「相変わらず可愛くないね。井瀬クンはあんなに可愛かったのに」
「そういえば、井瀬のはすっかり大人しくなっちゃったね。聡さんに触られたからかな」
興本は俺の尻刺さったままの機械を認めた後、前の方も確認していたらしい。小さくなってる俺のペニスを優しく労わるように撫でてきた。
途中までは不本意にも涙まで流して悦んでいたソレは、フェラを強要された途端に力を失っていたのだ。
俺はそれを肯定するべく興本の腕の中でコクコクと首を縦に振る。するとそれを見ていた塚口さんが苦笑したのが見えた。
「井瀬クン、素直すぎだよ」
「そこがかわいーんだろ」
「途中までは気持ち良さそうにしてたじゃん。なあ、井瀬クン?」
「井瀬、そうなの?」
いつの間にか二人に見下ろされている俺はオロオロとするしかない。けれど俺は今興本の腕の中にいる。それだけで心強くもあった。だから俺は興本を見上げながら答えた。
「ほんとは嫌だった。興本が良かった。興本じゃなきゃ嫌だ」
塚口さんの言葉も肯定しつつ、それでもそれが本意ではないことを興本に訴える。何度も何度も興本の名前を呼んだのだ。助けてほしいと呼んだけど、そこに興本はいなかった。それだけだ。
俺はここぞとばかりにぎゅうっと興本にしがみ付く。だから怒らないで、と願う俺の思いは伝わっただろうか。
「ふーん? こんなオモチャ入れられてるのに?」
そう言って興本は動く機械を手に持つと、ぐぐっと中に押し込んできた。突然の刺激に興本を掴んでいた腕に力が入る。
「んあっあっ、あっあんっ」
どうして。なんでこんなことするの。
「やんっ…やだっ、おきもとっ…ああっ」
「うわー井瀬クン嫌がってんじゃん。可哀想」
「でも井瀬は俺の方が良いんだよな? ほら、ちゃんと聡さんに見せてあげなよ」
興本と塚口さんが何かを話しているが、機械で攻められている俺にはそれを言葉として理解するには難しかった。尻からの刺激に体はビクビクと震えて、助けを求めるように興本へと腕を伸ばすが、既に興本は体を離してしまった。
あろうことか、くるりと俺の体を回して塚口さんの方へと向けられ、背後で俺の体を支える興本は俺の足を大きく広げた。
塚口さんには俺の下半身が丸見えで、フルフルと立ち上がるペニスもキュウキュウと口を閉じようとしている穴も、そこに挿入されながら動いている機械も、全てが見られている。
「ああんっ、やだぁっ塚口さん見ないで…っ、やあっ…ああっ、興本っおきも…とぉ…っ」
「なんで? 井瀬クンすごく可愛いよ。もっと見せてよ」
にやにやと笑いながら塚口さんは俺の下半身に顔を近づけるように膝をついた。俺のペニスに塚口さんの鼻が当たる。
「やぁんっ、あんっ、興本っおきもとぉ…っうう…」
嫌だ嫌だと言う俺の口を後ろから興本が口で塞ぐ。ほんのわずかな間のキスだけれど、俺には十分な刺激だった。
「かわい…。塚口さんに触られてこんなに勃起してた?」
「してない…してないから…っうう…興本だけぇ…あぁ…っ」
塚本さんとのキスの時も、こんな反応はしていなかった…と思う。
けれど俺が繰り返し言っても興本は塚口さんを遠ざけてはくれない。むしろもっとやれというふうに腰を前に突き出させ、塚口さんはそれなばらと俺のペニスを口に咥えた。
「そうそう。いい子。井瀬は俺だけのものなんだから、他のヤツは見るなよ。俺だけだ。分かってんのか?」
塚口さんは男相手にも慣れてるのか、口の中で巧みに俺のペニスを気持ち良くしていく。
だけど今耳元で囁かれた通り、俺は興本のものだから、塚口さんの舌技でイクのは許されない。そうでなくても決定的な刺激は与えられていないのか、まだイキそうでもないのだけれど。
「ふ…あ…っ、んぁ…あ…」
「だから今日みたいに勝手にああいうことされると、こんなふうにお仕置きしないと、だろ?」
「んぁ? 井瀬クン、何か匠真の気に障るようなことしちゃったの?」
だからここに連れてこられたの、と塚口さんが口を離して問うてきた。
けれど俺にはそれに答える気力も体力も、あと覚えもない。今日は宗田の頼みで遊園地に行っただけだ。それの何がいけなかったといのだろうか。
興本は俺の答えは特に気にしていないようで、俺が何も言わないまま塚口さんが口を離したことで、体勢を変えて俺に後ろから覆い被さって来た。
乱暴に機械を尻から抜けば、そのままぽっかりと開いたままの穴に興本のソレを押し入れてくる。
「んああっあっ…ああぁぁっ」
機械よりもずっと太くて硬くて熱いそれに、俺の体は打ち震えてすぐに限界を超えた。
「うわ、井瀬クン、ところてん…」
俺の射精を間近で見ていた塚口さんが感動したように呟いていたけれど、そんなことはどうでもいい。俺は気持ち良さのあまり、思わず失禁してしまっていたのだった。
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