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5、
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キーンコーンカーンコーン
授業は毎回大変だ…だって教科書がないから、ノートをとって覚えなくちゃいけないかな。…教科書は、あいつらに捨てられてるし……まあ教科書なくても1番後ろの席で目立たないし、先生たちも僕を指名しないから。そこは楽。
そんなかんじで、のんびりと午前中を過ごす。これはいつもの事。授業中はいくら先生たちも、僕のことをよく思ってなくても、手は出せないからね。だから午前中は幸せなんだぁ…
でも、そんな午前中ももう終わっちゃった…午後になったら、またいじめられる……怖い……誰か助けてくれればいいのに……
まあ、無理だけど。
そして、放課後…死えのカウントダウンが今日もなる。
……今日は何をされるのかな…怖い。怖いよ………
ガチャ。キィ…
僕が屋上のドアを開けたらそんな感じの音が聞こえた気がした。
「あー!孝介くんだぁー!!あっははぁ自分からいじめられに来たんだぁ(笑)」
え?
「だ、だって…来ないと…ぼ、くのこ…と殴るでしょ?」
それは嫌だ…そうだ。1度怖くて僕が行かなかった日、あなた達はいつも殴る量にプラスして僕を殴ったじゃないか。 お仕置きと言って。
ゴンッ
「いっ…」
「なに?口答えするんだァ?それにそれを言うってことはぁ、いつもの量じゃ足りなくなったぁ?(笑)」
ほら。そうやって、理不尽だよね……まあ、いつもの事だけど。
そうやって、今日も僕の地獄の時間が始まった。
*☼*―――――*☼*―――――*☼*――――
すみませんm(*_ _)m
作品紹介文のところにざっくりですけど人物紹介を書きました。
今更で、ほんとにすみませんm(*_ _)m
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