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水曜日
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「だぁ〜疲れた」
「お前ずっとサボってただろ。何につかれんだよ。」
「え、聞いちゃうの?誰となにをするためにサボったか聞いちゃうの?なんで疲れたか聞いちゃうの?」
「いや、やめときます。」
こいつがサボる時は大概知らない女とヤってる時だ
「次は俺もちゃんと出るから安心してねゆうくん♥」
「気持ち悪い語尾にハートつけんな」
「もう照れてるんだから♥」
めんどくさいやつを無視し続けていたら
問題の担任がやってきた
「席ついてー。…はい始めましょうか」
爽やかな笑顔が目に痛い
隣の席の玲音を見ると……真顔
人を観察する時に真顔になる玲音のくせだ
「それでは38ページから………」
授業が始まる
淡々と話す先生の説明はすごくわかりやすくて
1度も眠らなかった
「先生すごいね…イケメンで教え方もうまいとか…」
「たしかに…ハイスペック!」
声に気づいた先生がこっちに振り向いた
「こらこら私語はあまりしないようにね?」
「は、はあい♥」
「ふふ」
っ!!
今俺にわらいかけた……怖い
怖すぎる…
思わず玲音の袖をつかむ
「大丈夫……握ってていいよ」
こいつ…
ムカついた けどそれ以上に怖くて玲音に甘えることしかできなかった
これから大丈夫かな…
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