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44《拓人side》
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みんなー!はじめまして!
たっくんだよ〜ん!!
やっと、俺sideが回ってきたね!!
何話そうかすごく楽しみにしてたんだけど、今はね、それどころじゃないの!
実は、俺たちの大事な大事なゆうくんが、事務所No. 1チャラ男に狙われてるの!!!
今は昼休みなんだけど、ついさっきチャラ男がスタジオに来て、ゆうくんのこと姫とか呼んじゃって、ゆうくん連れてどっかいっちゃった!
しかも、それを見てびっくりした俺たちの後ろで、ドス黒いオーラを出してる人がいるんだよ〜…。
めっちゃ怖いぃ!
「…祐樹、ゆうくんがいないと寂しいの?」
「…はぁ?そんなわけないでしょ。」
俺はこういう勘はいいんだよ!
祐樹は実はすんごくゆうくんのこと気になってるんだと思う。
多分初めて会った日にあんな態度とっちゃって、そっから先、どんな風に近づいていったらいいのか分からなくなっちゃったんじゃないかな。
「それにしても、あのチャラ男とゆうくんに接点があったなんて…!」
「…俺が一昨日あいつを医務室に運んだ。」
「なるへそ!…でも、ゆうくんこういうことに免疫なさそうだから、心配だな〜。」
俺は、少し祐樹が焦るようにと意地悪な言い方をする。
「別に俺には関係ない。」
祐樹はそういって外に出ていった。
あ〜〜もう!
焦れったいんだから!!
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