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どうして光岡隼人が不機嫌になったんだろうとか考えながらも原因がわからないままだった。
まあ人気な俳優同士だし争っている身ではあまり好感度はもてないか。
「はいじゃあ椿くん! いろいろと撮れる部分だけ撮っていこう!」
「はい。」
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まあなんとか椿の仕事は終わり、無事に帰ろうとした瞬間なんともまた運がないことにみんなで飲み会をすることになった。
「なんかさっきから椿くんについている君!君はマネージャーか何かの代理かね?それとも椿君にでも惚れてこき使われているとか?ははは〜」
「まあそんな感じです。」
わざと違う声で光岡隼人が話していてやっぱり彼も演技が上手い。
「いや〜しかしよく見るとスタイルいいね〜君も一緒に飲み会へ行こう!おーいスタッフのみんなも!!!」
すっごい気前がよすぎると椿は思った。まさかこんないかにもな不自然な人までも誘うとは。
「あの俺は…「いいのいいの遠慮しない!」
「一回言ったらこの人って聞かないなほんと…」
と椿にだけ聞こえるように光岡隼人は喋る。
「みつお… 「みっちゃん。」
あっそうだった名前を違うのにしないといけないことに気がつき、しょうがなくみっちゃんと今日だけ呼ぶことにした。
恥ずかしくはない。恥ずかしくはない。
「み、みっちゃん…ですか?」
「はい!!」
と嬉しそうに笑うもんだから諦めた。
相沢明弘の方を見ると相変わらず七瀬美香が口説いているような感じで話している。
はあーと聞こえないようにため息をつく。
「じゃあ大勢の個室で予約を取ったから!!」
____________________________
でとても大きな個室に入る。
一目見てここは高級な場所だとわかった。
そこまでするかと椿は思った。
「椿さん、俺端っこ行くんで。」
「俺も端っこにします。。さすがに真ん中は気がひけるので…」
「えー俺は真ん中平気なのに。」
「あなたと一緒にしないでください。」
「ったくー冷たいな!」
「じゃあみんな好きに座って!俺は真ん中!」
と子供見たいに監督が真ん中に座ってメニューを見る。
ここはファミレスじゃないと突っ込みたいくらいだ…
みんな適当に座っていったら他のスタッフさんたちはみんな椿と不審者から遠く離れて座るから残りの二人席は相沢明弘と七瀬美香が座ることになった。
「お名前なんて言うんですか?❤︎」
不審者に対して軽く話す。
あっ…そっか、変装するのは俺たちの職業柄、当たり前だからあまり不審には思わないか。
「みっちゃんって言うあだ名だよ!」
「わかりました❤︎ みっちゃんて呼びますね。」
こんな二人のチャラいというか明るい雰囲気野中、相沢明弘は黙って小説を読んでいる。
全く気にしないって感じだな…と椿は思った。
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