アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
-55- R18
-
二人きりで本当はもう少し一緒に居たかったが
「相沢さん、もう今日は帰りましょうか。」とこれ以上迷惑をかけたくないので言う。
「そうですね。」
二人は準備をしようとすると…
「っあんっ…拓海っ…」
隣の部屋から陸の声が聞こえた。
「?陸の声?」
椿はなんだろうと思ったその瞬間
「もっとっ…あっ奥、っ奥まで…ちょ…あっ…!!」
そして椿はなんとなくこれは誰かと…いや、藤原拓海さんとやっているのだと気づいて固まる。
「苦しくない?ごめん、つい可愛いから… っつーか煽んなよ…」
藤原さんの声が聞こえて陸の声が隣から響きわたる。
「っぁああ!たぁくみっ!あっ、ダメっ!!」
まさかやっている相手がよりにもよって相沢明弘のマネージャーだ…
椿はどうすればいいのかと戸惑う。
それに加えて相沢明弘は片手で頭を抱え込んでやっぱりなという顔をする。
「し、知ってたんで…「ああっ!ちょっと、まっ…いやっ」話そうとしても陸の声が聞こえ遮る。
このまま二人がしているのを聞くのは良くないと思う…
め、目が合わせられない。
「とりあえず…出ましょう…」そう言いながら椿は部屋から出ようとする。
相沢明弘が頷いたのを確認して早足で出る。
隣から陸の聞いたことない声が聞こえて男でもこんな声出るんだと思った。
多分部屋がとても広いから響いていて隣にも聞こえてしまうんだと思う。
「秋原さん、そんなに焦んなくても大丈夫ですよ。」と相沢が可笑しそうにしている。
「こ、こ、こんなの恥ずかしすぎます…
どうしよう…明日…陸と藤原さんに顔を合わせられない。」
「まあ二人が恋人だというのは気づいてましたし何もそんな真っ赤になって…」
面白そうに相沢さんはいうが椿にとっては大問題だ。
まさか自分もしたことないのに他の人の性事情を聞いてしまうなんて…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 563