アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
同じ気持ち
-
「じゃあやめた」
小日向はそう言ってめくれていた服を直して俺から手を離した。
いやいや、つか、え?ここでやめんの?
いやだって、流れ的にこう…触るじゃん普通!
「そっそうかよ!別にいいし!もう寝るっ」
なんか俺だけその気みたいで恥ずいじゃん…!
あぁもう小日向のばーか!あほ!
「嘘だよ、ごめんな?」
クスリと笑って小日向は俺を起き上がらせるとぎゅっと抱きしめてきた。
まるで子供をあやすみたいに頭を撫でられて思わずムッとなって小日向を睨んだ。
「子供扱いすんなっ」
「…別に子供扱いはしてないけどな」
そっと小日向の親指が俺の唇をなぞり、そのまま下唇を少し開かされた。
小日向の熱のこもった瞳で見つめられて、キスされると思って目を閉じたらすぐに唇が重なった。
「ん…ふっ、んっ…!」
口の中に侵入してきた舌が俺の舌を絡めとっていき、その間に服の中に入れられた手が乳首に触れた。
指先で転がされたり摘まれる度にジリジリとした感覚が身体に走る。
つか、乳首で感じるって男としてどうなんだろ…?
そもそも男がこういうことされてるってこと自体どうなんだ…。
いやでも気持ちいいもんはしょうがないし、つか気持ちいいとか思っちゃうのも小日向が触るからで…。
あぁもう小日向のせいじゃん!あほ!
「いっ…!?」
突然痛みが走って小日向を見ると、乳首に歯を立てて俺を見上げる小日向と目が合った。
「か、噛んだのか今!」
「考え事なんて余裕だなと思って」
「そ、それはその…別に小日向のことだし…」
「…ふーん?」
少しムスッとしていたのが嬉しそうに目を細めて、思わずドキッとしてしまった。
「ほんとかわいいな」
「うっせ…あっ」
下着の中に入ってきた小日向の手が直に俺のに触れて、先走りを絡めながらゆっくりと動いていく。
「ばか…いきなりっ触んな…!」
「…俺のも一緒に触って」
俺の手をとって触れた小日向のそこは俺と同じぐらい硬くなってて、その時の小日向の表情が余裕がなさそうだったのがなんだか嬉しかった。
小日向も俺と同じ気持ちなんだって思ったらたまらなく小日向が愛おしいって思えた。
「…うん」
そうして、どちらともなく唇を合わせた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
91 / 110