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3-7 お花畑
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「飛鳥は奏さんを自室に連れていきなさい。
倭人はこの場に残るように」
「嫌だっていってるでしょう!?
何で倭人の・・・」
「性交中にしてなければ、ただの噛み跡だ。
アザぐらいに考えて、正式な番になれ」
「冗談でしょっ」
女性二人の口論が、ヒートアップ。
当事者であるはずの俺は。
すぐには、何が起こっているのか理解できないでいた。
えっと、か、噛まれたのか?
痛みより、首筋を噛まれたことに反応しきれない。
指でなぞれば、うっすらとデコボコの歯形がうなじに刻まれている事実を突き付けられる。
触れた指を確かめるが、血はついていなかった。
番相手以外に、噛まれるなんて。
予想してなかった。
しかも、相手がコイツとは。
一体、何を考えてるんだ。
悪ふざけが過ぎる。
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