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4-28 予想外
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菊川の発情も治まってるみたいだし、時間の余裕もない。
俺は上げていた腰を下ろし、菊川の前に座る。
シワが寄ったシーツはグチャグチャでドロドロ。
昨日この体力バカがメチャクチャだった証拠だ。
あれだけ人に出しといて、また朝から発情なんてないない。
構えなくてもしばらくは相手しなくてもいいだろう。
今日は、桜宮財閥と菊川物産の業務提携が発表され、それには俺がΩということも、番関係についてもも含まれる。
飛鳥さんから急遽菊川に相手は変わったから、コイツには前以て業務提携や番を結んだ意味も教えられていない。
遅れて学校に行くにしても、菊川物産の関係者から話を聞いて貰わないと。
マスコミから突撃されて、ボロでも出されたら迷惑だ。
「菊川、学校に行く前に・・・おい、菊川!
ちゃんと話を聞けよっ」
話しかけた途端、背を向けた菊川にイラつく。
さっきまでチラチラ見てたことに、俺が気づいてないとでも思ってんのか。
今更発情フェロモンに踊ろされたこととか、悩んでんじゃないだろうな?
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