アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4-32 予想外
-
発情Ω相手なら、αが理性を無くし番になるまで何時間でも止まらないのは分かる。
でも、もう俺たち番になってるよな?
部屋中に息苦しいくらい満ちてるのは、菊川の甘ったるいフェロモンだけだし。
それなのに、なんで止まらないんだよっ
身体がベットに埋もれるくらい、強く何度も穿たれ息が詰まる。
昨日まで誰も踏み入れたことの無かった場所は、菊川の吐き出す精液で更に道を拡げられ、突かれる度に内側でも外側でも菊川の精液がグチャグチャ水音を掻き鳴らす。
「桜宮、桜宮っ」
あぁ、もう、イヤなのに。
顔中に注がれるしっとり濡れた菊川の唇。
触れるだけのキスさえ、なんでこんなに甘く感じるんだよ。
しかも、菊川、泣いてるし。
ポロポロ涙を流しながら、俺だけ見つめてこんなに求められたら。
受け入れるしか、ないじゃないか。
諦めて笑いかけてやると、菊川専用の器にすっかり作り替えられたと思い込んでいた場所が、膨張した菊川に攻められまた奥行きも幅も拡張される。
「ひうっ、あぁんっんんッ」
それが痛みによる辛さより、変えられていく嬉しさに書き変わり俺を悦びに満たして。
俺はシーツを握りしめていた指をほどき、菊川の背に腕を回す。
少し菊川は驚いた顔をして、涙を流しながら俺に優しく笑いかけてくれた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 1034