アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4-35 予想外
-
陽太さんは俺の身体をゆっくり起き上がらせて、ベットの上からでも届くサイドテーブルに視線を促す。
「すぐに食べられる果物と日保ちするカップラーメンにケトルと水。
あと栄養補給のゼリー、タオルとシーツの代えと念のため携帯トイレも持ってきた。
あの扉出て直ぐ右に曲がって、しばらくいかないとトイレないからさ」
そこには、いつの間に運び込まれたのか物資が溢れ載り切らないものは床に積まれていた。
ん?なんでこんなに?
しかも、携帯トイレ?
まるで非常物資。
誰も近寄れないにしても、量が多すぎる。
2、3日とかの量じゃない。
「ど、どういうことですか?」
ゆっくり今度はベットに寝かされ、気持ちが焦る。
陽太さんの優しすぎる視線も怖い。
「そのうち落ち着いてくると思うけど、童貞の分際で発情Ωに手を出したバカ息子は、まだしばらく自分をコントロールが出来ない。
無理矢理引き剥がすと、いつまでたっても飢餓状態で姿見せたら襲うストカーになるし。
それよりマシと思って、付き合ってやって」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
73 / 1034