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4-37 予想外
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「せ、せめて、アドバイス頂けませんか?」
掴んでいた指にも力が入る。
この人は、風俗経験もある。
俺が教えられてない、αの実践対処法があるはずっ
「アドバイス、かぁ。
暴走する童貞α相手なら、傷つけられても命があるだけマシと堪えるしかないけど、このバカ息子は俺が育てたからΩが付け入る隙は刷り込んで有る」
あ、あるんだっ
期待に胸も高まり答えを待つ。
そんな俺を見て、陽太さんは苦笑。
たいしたことは言えないと前置きし、続ける。
「Ωに対して気を使えるαには、甘えてお願いすれば良い。
お腹が空いたら、もう止めろ!じゃなく、りんご食べさせて~ってねだるとか。
イイとこ突かせたいなら、まぐれでもかすったときにヨガって啼いてやればいい。
正気に近づいてきたら風呂にもいれてもらえよ?
お風呂でしたいとか、全部洗ってって囁けば喜んで入れてくれる。
Ωには、Ωにしか出来ないことがある。
気位が高いαをうまく使えるのは、俺たちΩだけだ。
ま、隙見て差し入れ持ってくるから、うまいことバカ息子を操縦してくれ」
・・・解放されるまでのことを俺は一生忘れないと思う。
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