アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6-1 個室
-
屋敷の忘れられない日々から、東の離れに移り三日目。
未だに正気に戻らない菊川改めヤマは、今朝も飛鳥さんからからかわれていた。
名前とスマホ登録効果からか、攻撃性を含むフェロモンは出さなくなっていたし、他の同席者も笑っていたから通常レベルに戻ったんだろう。
だが、しかし!
「触るなっ」
ヤマの腕に引っ張られ、飛鳥さんの胸から開放。
このパターンは崩れないみたいだな。
姉も妹もいなかったし、母親も飛鳥さんに比べたら小ぶり。
Ωを隠していたから、男女問わず友達も作らなかった身では飛鳥さんの胸は色んな意味で凶器に近い。
「カナ、で、も、嬉しそうに赤くなるなっ」
人前ではさん付けと言ってたのに、早速崩れたな。
しかも、嬉しそうってどこがだっ
「窒息しかけてるんだっ
嬉しそうにしてたのは、制服のお礼っ」
制服を用意してもらったから、インタビュー前にお礼を伝えに飛鳥さんに近づいたら捕獲・・・抱き締められた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
113 / 1034