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恋人
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車は家まで到着した。
「じゃあまた連絡するから」
「はい」
玲は少しムスッとした顔をする。
あ、俺また敬語。
「えと…俺も、玲に連絡していい?」
少し驚いたあと、玲は笑顔で答えた。
「もちろん。仕事中でも出るよ」
「それはダメ。仕事して」
「ハハハ、わかった。気をつけてな」
「すぐそこだけど…。うん、ありがとう」
「おやすみ」
「おやすみ」
玲の車を見送ってから家に入った。
「ただいまー」
「おかえり。弓月寝てるから静かにね」
「うん」
ソファで眠ってる弓月の顔を見て少し笑う。
弓月の遠足がなかったら、玲とあんなに話したりしなかったかもしれない。
少しだけ、弓月に感謝だな。
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