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鬼ごっこ。7
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桜side
二人でロッカーに隠れてしばらくすると
ドアが開く音と共に、会長達が入ってくる。
二人で同じ所に入ったのは不味かった…
段々と暑くなってくる。
さらには、酸素が薄くなってきて
そろそろ限界に近づいてきた。
「……ふっ…ふっ…も、むりっ…!」
「あ、ちょっと…」
アオは、暗い所とか狭い所が駄目だったらしく
隠れていたロッカーから出てしまって
お互いに声をあげそうになるが、
今いる場所を考えると得策で無いのでなんとか
声を上げる前に留まった。
「驚きました…。それにしても、何故そのようなところ
に?暑かったでしょうに…」
「…生徒会の人、好きじゃない」
そんな爆弾発言を落として、目を伏せ
ムゥ〜と怒った顔をしているアオに
その場にいた人は全員固まった。
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