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桜の弟。4
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夏side
あれから数日、桜とは話せる時間が無く
弟の目が覚めたと連絡が入ったが
これから会うにしても色々聞きたい事があって
上手く話せそうになかった。
「梓に連絡してみるか…」
電話に出た梓は、何故か疲れ切っていた。
その理由は、蛍くんの恋人が
どうやら失踪してしまったらしく
傷心しているそうだ。
とりあえず、軽くメールだけ打って
当時会う約束をした。
「みんな大変だな…」
ぽろっとこぼれた声は
誰に届くこともなく静かや部屋に哀しく響いた。
「寝ようかな……」
あまりにも寂しかったのか
ずっとブツブツ言いながら寝る支度りして
ゆっくりと眠りについた。
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