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ホテルで… 6
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桜side
夏に残っている理性をプツリと断ち切った。
いつものことながら、夏の理性は脅威的な程強い
何処まで煽っても、なかなか切れることが無く
本能的に抱かれたことは、まだ一度もないに等しい。
隣の雪は、本能的に抱かれていて
少し、ほんの少しだけ羨ましくなってしまったのだ。
「桜、優しくできない。それでもいいか?」
「うん…。夏の好きにして…、いいよ?」
最後の最後まで本能に抗っていたが、
流石に夏も限界がきたみたいでギラッとした目で僕を見る
先ほどまであった加虐心は消え去り
夏に虐められたい、泣かされたいと被虐心が騒ぐ。
夏は、そんな僕に気づいて
ククッと恐ろしいほどに綺麗な笑い方をした。
あぁ…、堪らない……。もっと、狂ってしまえ…。
うっとりと夏を見つめながら手を伸ばし
夏の首に手をかけると、そのままグイッと引き寄せて
耳を甘噛みし、首にかけた手の力を抜く。
先程よりも近い位置から見下ろされ、
僕は満足げに微笑むと、夏から口づけをされて
気持ち良さに僕はイッてしまった。
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