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ホテルで… 9
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桜side
「雪、可愛い…。起きれた…?」
コクコクと首を縦にふる。
雪が、ガバッ と蛍くんに抱きつくと蛍くんは
顔を真っ赤にして狼狽えた。
「蛍くん、雪を、抱いてあげて…」
まだ不安そうに雪を見て
決意したように一瞬顔を引き締めると言葉を発した。
「雪、本当にいいのか?」
「うん…、抱いて…?」
すると、蛍くんの理性はプツリと切れてしまい
雪の感じるところをいっぱい触って
それはもう、物凄くエロくて、綺麗だった…。
「桜。あまり蛍ばっか見てると、お仕置きだぞ」
「相変わらず、嫉妬深いね〜。ほら、何したいか言ってみなよ。僕は "夏のもの" そうでしょ?」
そう言って微笑めば、夏は何食わぬ顔で
急に僕のものを掴む。
喘ぎ声と共に、ビクッと大きく体が跳ねてしまい
あまりの恥ずかしさに、顔が赤くなるのが自分でも分かる
そのまま、しばらく放置されて僕は戸惑った。
夏が何をしたいのか分からないし、
掴んでいる手を動かしていっぱい気持ちよくなりたかった
「な、なつ…?」
「ん〜、どうしたの?桜」
「手、は、離して…?」
ふと、夏の目を見て僕は硬直した。
夏は僕がどうされたいか分かっていて、僕の口から
何されたいかを、言わせようとしているみたいだ。
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