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街ぶら 1
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桜side
お昼ご飯を軽く食べてからホテルを出た。
お土産やさんを見ながら街中を散策するようにぶらぶらと歩いて行くと、レトロな感じの喫茶店があった!
今時ではあまり見なくなってしまった
煉瓦のような壁に、円錐型の屋根しかも緑色!
思わずテンションが上がって、語彙力が落ちる…
"凄い" ばかり連呼している僕を雪は呆れたように見る。
ぴょんぴょん飛び跳ねている僕は確かに
周りから浮いているし、目立っているのは分かる…
「雪、あれ!」
「行く?」
「うんっ!」
どうしても、興奮してぴょんぴょん飛び跳ねてしまって
周りからの視線が痛い…。
しかし、そんな事もう関係なくてはしゃいでいた。
「ねっ!凄いよっ!」
「桜、少し落ち着きな〜?」
「あっ…、夏?」
頭をグリグリと撫でられて少し冷静になれた
夏に諭されるように落ち着けと言われるので少しだけ
静かにするようにした…
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