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文化祭 5
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桜side
二人に何処で知り合ったのか聞いてみる事にした。
すると、二人は何か相談し始める…。
「あぁ…えっと……」
「どうしよか…」
「言っても良いのかな…?」
「だ、大丈夫だよね…?」
何を話し合っているのか分からないけれど、
あまり人に知られたくないような雰囲気を何処となく
醸し出していた…。
しかし、最終的には話す方向で、まとまったようだ。
それでも、やはり何処か言いたくなさそう…。
モゴモゴしながら話し始めた話に僕はようやく彼と
何処で出会ったのかを思い出せた…。
「「従兄弟なんだ」」
いと、こ……?いとこ…。従兄弟……、思い出した!
僕たちがまだ小さかった頃に呼ばれた親戚が全員集まった
パーティー会場にいた子だ。
「あー、あの時の真っ白な子か!」
「お兄ちゃん……、流石にそれは…」
「あ、ははは…、きついな…お兄さん?」
彼にお兄さん呼ばわりされる覚えはないが…、いや、まず
僕よりも年下だったか? そんな疑問を抱えたまま
彼と別れて、学校内を案内して回ることにした。
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