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体育祭 1
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葵side
文化祭の日に熱を出して寝込んでしまった所為で
楽しみにしていた文化祭に、出ることが出来なかった…。
サクと、夏が、文化祭で売っていた食べ物を買って来てくれた。特に飴細工は凄かった…。
熱で辛かったけれど、それでも楽しい思い出ができた。
そんな文化祭から一週間が経ち、
次の行事、体育祭に向けて準備をしている。
「では、体育祭の種目決めをしたいと思います」
級長の一言で仲のいいグループごと、また友達ごとで
どの種目に出るかと言う話し合いが行われていた。
当然、僕はサクと夏の近くに行く。
二人は何の競技に出るつもりなのかな……?
「僕やりたくないな……」
「桜、そんなこと言っちゃダメだよ〜?」
「夏がコスプレ短距離走に出るなら、僕リレーに出る」
サクはそんな無茶苦茶な事を言って夏を困らせている。
僕も、走るのは嫌いじゃないしリレーに出るかな…。
そんな事を考えている間に話し合いが終わり
みんなが挙手して競技に出る選手がどんどん決まっていく
夏はサクを巻き込んでコスプレ短距離走に出るようで
一人余っていたので、僕もそこに入れて貰った。
「コスプレってなに…?」
「「えっ⁇」」
「……⁇」
同じ競技にしてみたものの、コスプレがよく分からない。
雪なら知っているかもしれない…。
今度、雪に聞いてみようかなぁと思ったけど
体育祭に間に合わないやと考えを改めた。
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