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体育祭 3
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※視点がコロコロ変わります※
夏side
体育祭当日……。物凄く走りたく無いが仕方なくコスプレリレーに出る支度をする。桜やアオはもうすでに覚悟を
決めたらしく、少し楽しそうに見えた…。
「On your mark …set……(パーンッ」
始まりの合図がなり響き一斉に走り出した。
足の速さは、陸上部に負けず劣らずといった感じだ。
ボックスに入り、着替えを見れば明らかに女性用……。
つまり女装しなければいけない…、何気にカツラまである
黒髪ロングのミニスカメイドの格好だ……
「まって、これでみんなの前に出るの……」
絶望的に呟いてから "やれる、やれる…" と暗示かけて
着替えて、アオにバトンをパスした。
葵side
夏からバトンを貰って走り出す。夏が速かったおかげで
トップでバトンを受け取ることが出来た。
ボックスに入り着替えを見ると、ドレスが入っていた
水色のマーメイドドレスだったのだが……
こんなものには今まで全く縁が無かったために着方が
全く分からず、予想もつかなかった……。
「分かんないよ、もぉ〜!」
なんとか着ることが出来て外に出て走り出すが、
すでに僕の目の前を走る人が見えた……
「ごめん、サク!お願い!」
「任せて」
桜side
アオからバトンを受け取り走り出した。
ボックスに入ったのは僕の方が先だったのだが……
そこにあったのは、大きいサイズで作られたワイシャツが一枚だけだった…。これでは、走った時に見えそうだ……
とりあえず来てみたけれど、お尻がギリギリ隠れるくらい
仕方ない……やるか…
ボックスから出て走るが、気にしながらは速く走れない
頑張って走ったけれど、副会長に負けてしまった……
「ごめん……」
「いや、大丈夫だよ……。ほら上着来て…?」
「サク、凄かった。カッコ良かったよ!」
「ありがと、アオ」
みんなで頑張ると言うのは中々楽しかった。
出来ることなら次は違うものでやりたいなと思った…。
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