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クリスマス 1
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桜side
クリスマスに恋人と過ごすのは初めてで、
どうしたらいいか、わからなくて困っているとデートに
誘われて、一緒に出かけることになった。
出かけるのはいいのだが、何処に行くのだろう……。
何着て行こうか…。ふっと思いつけば、不安になって
前日からバタバタと明日の服を準備する。
楽しみで楽しみで、夜眠れなくて寝不足なまま出かける…
「桜……。どうしたの…?すっごいクマ出来てるよ…?
今日は家に帰った方がいい?体調悪くない?」
「大丈夫。行こ……」
「無理になったらすぐに言ってね…? 体調悪化したりしたら辛いのは桜なんだからね⁇」
「うん……。分かった…」
夏に心配されて、素直に眠れなかった理由を言えなかった
朝起きた時から少しだけ頭が痛いことも言えなかった…
本当にダメになったら、夏に言おう。
せっかくのデート…、夏にガッカリさせたくない。
「何処に行きたい⁇」
「夏がいれば何処でもいいよ」
「デレた…。今日の桜は素直な子なの?可愛い…」
思はずデレてしまい、少し恥ずかしくなる…。
手を繋がれたのも気づかないほどにぼんやりとしている…
気を抜いたら倒れてしまいそうだ…。
熱でも出ているのだろうか…、それなら手を繋いでいるとバレてしまわないだろうかと不安になる…
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