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バレンタイン 1
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桜side
雪に教えてもらった簡単に作れる生チョコを
13日の夜に作って置いといた。
14日、学校が終わってから夏と一緒に寮の部屋に帰る。
部屋帰った後で築いたが、今日の晩御飯の材料が無い……
買い物に行くと言うと、夏も一緒について来てくれた。
「何食べたい?」
「ハンバーグとかどお?」
「分かった」
ハンバーグに必要な材料と、一週間分くらいの野菜を買い
部屋に帰って一緒にハンバーグを作って食べた。
「美味しい〜、ありがと」
「うん」
片付けをして、お風呂に入って、あとは寝るだけだ。
ぼんやりとテレビを見ながら座っていた。
夏は、ご飯を食べた後、急遽バイトに駆り出されたのだ
本当なら、ご飯を食べてお風呂に入った後
二人でゆっくりしながら、チョコを手渡す予定だった…
「夏のバカ……。一人で寂しいよ…」
「…ごめんね、桜。一人じゃないよ?」
「…っ⁉︎ な、なつ……? あれ、バイト…、は?」
そう言うと、夏はソファ話の後ろから僕に抱きついたまま
耳元で静かに "ごめんね" と繰り返した……
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