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波乱の新学期 2
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夏side
桜とアオが走り去ってから、僕の方を意味ありげに見て
笑っている雪くんに声をかけた。
「あまり、"僕の" 桜を虐めないでね?」
「僕のお兄ちゃんでもあるけどね。虐めてるのは夏でしょ
"腰痛めて歩けない〜" とか、お兄ちゃん泣かしてるんだ
まぁ、仲良くヤってるみたいだし、言わないけど…」
「今、"絶対" 悪意あった」
「それより早く追いかけて慰めた方がいいんじゃない?」
雪くんに別れを告げて、桜を追いかけて屋上までダッシュした。屋上に着くとアオと二人で並んで座っている。
何を話しているのか、真っ赤な顔をしてヒソヒソしている少し近づくと声が聞こえてきて、僕の方もドキッとした。
二人は、セックスについて語り合っていたのだ…。
「アオは何処が弱いの?」
「フェラされるの…。ぞわぞわする……」
「ふぅ〜ん」
「サクは?何処弱い?」
思わず立ち止まり、二人の会話に耳を傾けていた…
桜の弱いところは一応把握済みだが、自分で言うところは特に弱いだろうし、気にならない訳が無い…。
「僕ね、耳がダメ……」
「「耳⁇」」
思わず声に出てしまった事で二人にバレてしまった…。
しかし、アオも不思議だったらしく、二人で桜のことを
問いただしたのだった…
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