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新入生歓迎会 3
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桜side
その他のバスケのメンバーは、生徒会の人たちだった…。
中でも、三柴はヤル気満々で練習するからと、
みんなを昼休みに体育館に集めたのだった…。もちろん
僕やアオ、夏も呼ばれた。
「面倒だな……」
「うん……。僕、バスケのルール知らない…」
「より面倒だね…。僕は説明しないよ」
アオは、夏に説明を受けてなんとか分かったらしい…。
後は実践してみれば分かるよと少し投げやりだった。
夏もあまり説明するのは好きではないようだった。
まぁ、僕も説明するのが嫌で夏に丸投げした立場だから、なにも言えないのだが…。
「うん。やってみる!」
「なんか、アオ楽しそう」
「だって、二人がいるから」
彼は段々と、僕たちに依存し始めてはいないだろうか…。
そう言えば、アオが僕たち以外の人と話しているのを見たことが無いような気がしてきた……。
ちゃんと他にも話せる人を作らせないといけないかも…
一旦、雪に相談して見たほうがいいだろうか…。
「僕、頑張る」
「アオ。一緒に頑張ろうね!桜も、面倒くさがらず頑張ろうね!それで、帰りにアイス食べよ」
夏のその一言で、僕はヤル気になっのだった…。
僕も大概甘いなと思う。
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