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新入生歓迎会 5
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桜side
ふて寝して目覚めると、凄く凄くいい匂いがして来た。
甘い香りがフワッと香り後から少し酸味のある香りがする
「いい匂い」
思わずボソッと呟くと、夏に少し笑われてしまった。
席に着き "頂きます" をして食べ始めた。
夏の作る料理は、僕好みにアレンジされていて美味しい。
ちゃんとデザートも作ってくれていて早く食べたかった。
ぱくぱくと食べているとカシャっとシャッター音が聞こえて来た…。
「なに…?」
「可愛かったから、つい……」
「んっ……、口開けて…」
「あーんっ……、うん。美味しいね」
恥ずかしくて、照れ隠しに夏の口に物を入れて喋れなくし
僕も食べるのを再開した。美味しくておかわりしたかったが、デザートも食べたいから我慢した。
「桜…」
「……?…わっ、ちょっ…な、なに……⁇」
「ケチャップが付いてたよ?」
「んぅ……やめろよ。恥ずかしかった…」
口の端についてしまったケチャップを夏が舐めとった…。
恥ずかしくて、耳まで真っ赤になっている気がする…。
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