アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
慰め 4
-
桜side
目がさめると、お昼だった。横では、僕のことを抱きしめ幸せそうに眠る夏がいた…。球技大会の後から記憶がない
おそらく、僕はその時に寝てから一回も起きなかったのだろう…。きっと、お風呂にも夏くんが頑張ってくれたのかパジャマに着替えさせられていた…
「夏、ありがと……」
「……」
気持ち良さそうに眠っている夏を起こす事は出来なくて
ほっぺを優しくつつきながら、寝顔を眺めていた。
そのうちに、また眠気が襲ってきてウトウトし始める…
もう一度寝ようかなと思い始めた時、夏がゆっくりと動き目を覚ました。
「ん……、さ、くら…?おきた……の?」
「おはよ、夏」
「おはよぉ……」
寝ぼけている夏が新鮮で、クスクスと笑う。
ぼんやりとして、僕を抱きしめてくる夏が愛おしい……。
もぞもぞと動いたかと思うと、僕の胸に額を当てて、
甘えるように ぐりぐり してくる。髪を梳いてあげると
小さな声で、"もっと…" なんて言うのだ
「可愛い……」
可愛くて可愛くてたまらない…。夏が完全に目覚めるまで僕は夏のことをいっぱい甘やかしてあげたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
129 / 252