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レクリエーション 5
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夏side
レクリエーション当日、氷鬼の最中に探りを入れて見たが
殆ど噂を知っている人が居なかったのだった…。
どうやら、早い段階で気づいたお陰で広まってすらいない
早々に切り上げることにした。そうしないと今度は、
僕たちのせいで噂が広まってしまう可能性があるからだ。
「切り上げよっか……」
「うん」
「なんとかなりそうで良かったね…」
「…うん」
桜は、走り回ったせいで疲れたようだ。それに、今日は
天気がいいから太陽がキツイのだろ…。レクリエーションからも離脱して、保健室に二人で行った。
保健医に許可をもらい、ベットに桜を寝かせて付きそう。
早めに退避したお陰かベットの上でコロコロしながらも、
そこまで体調は悪くないみたいだった…
「桜?大丈夫そ?」
「……うん」
「今日はゆっくり休もうね〜」
「うん」
もう話すことすら嫌らしく、コクコクと首を縦に振るだけ
声すら出す気配がなかった…。
「疲れちゃった?」
「うん」
「水飲む?」
「うん」
水筒に入っている冷たいスポーツドリンクを渡すが、
受け取る気配がない。仕方なく口移しで飲ませてあげると
もっとと言うように口を開ける。
2、3回繰り返せば満足したようでまたベットに横になる
そんな桜が可愛くてこっそりムービーを撮ったのだった…
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