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水族館 1
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桜side
テストが終わり、みんなホッと一息ついまた普段通りの
ざわざわした雰囲気がクラスに流れ始めた頃。
テストも終わったし、遊びに行こうと誘われて、弟たちと
恋人たちと共に水族館に行く事にした。
久しぶりに、冬生と会うから緊張してよく眠れなかった…
少し眠たくてちょっとだけ頭が痛い気がする…。
「お兄ちゃんも、冬生も、隠れてないで出てきなよ…」
「「だって……」」
冬生と会ってすぐに夏の後ろに隠れてしまった…。
冬生も、僕と同じらしく雪の後ろに隠れて出てこない…
「そんなことしてるなら置いてくけど?」
雪に脅されて、同時に後ろから出てポツポツと話すと
やっぱり、兄弟だなぁと思う。赤ちゃんの頃一緒にいが、
冬生たちが物心着いてからは2、3回しかあっていない。
その為、二人はよく覚えていないと思う。
それでも、自然と話せるし、何処と無く懐かしい感じ…
ホッと息をつき、二人で話していた。
「冬、甘いもの好き?」
「うん」
「今度カフェに行こ。美味しいところ雪が教えてくれる」
冬生も甘いものが好きと言うので、カフェに行く約束をし
呼び方も、冬ということにした。冬も僕のことをサクにぃと呼ぶことにしたらしい…。
「…えっ?僕?いいけど……」
ぼーっと僕たちの様子を見ている雪に声をかけると、
一瞬ビクッとした。多分、声をかけられると思ってなくて驚いたのだろう…。
「ほらそこの兄弟〜。早くしないと、置いてくよ〜」
恋人たちは待ちきれなくなったらしく、声をかけて来た。
初めての水族館だから、すごく楽しみだった
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