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クラゲの空ちゃん
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桜side
水族館のお土産を見ていると可愛いクラゲのぬいぐるみがあって、思わず欲しくなってしまった…。手に持ってウロウロしていると、夏を見つけたのだった。
夏は何を買うのかなぁ〜と思い聞いてみると、手に持ったお菓子を買うみたい。
「何買うの?」
「お菓子かなぁ…。帰ったら一緒に食べようね」
「うん」
夏と話していると、手元にあったぬいぐるみを取られてしまった…。流石に子供っぽすぎたかなと思って、でも、
ちょっと手放すのが惜しかった…。
「桜。それ買ってあげるよ」
「…いいの?」
「うん。僕からのプレゼント!」
それから僕たちは寮に戻ってきた。寮に戻った僕は、
お風呂に入って、のんびりとしていた。買ってもらった
ぬいぐるみの名前を考えていた…。
夏の名前から取りたいな…。夏といえば青い空と青い海ってイメージだよなぁ…。うーんうーんと悩んでいると不意に、いい名前を思いついた。
そうだ、空と書いてくぅちゃんにしよう!
「何してるの?」
「名前、考えていた…」
「ふぅ〜ん、なんて名前なの?」
「…空ちゃん」
夏は、"可愛い名前だね" と褒めてくれたのだった。
僕は嬉しくなったけど、ちょっぴり恥ずかしかったなぁ…
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