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次の日 1
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桜side
目が覚めた……。朝…、10時くらい…。何時に落ちたか分からなけど、そろそろ起きてもいいくらいの時間…。
みんなまだ寝てる…。今日は、毛糸を買いに行きたい。
クリスマスプレゼントに、マフラー作ってあげたい…。
夏に知られたくないし、恐らく雪は今日動けないと思う
「……蛍、蛍…。起きて……」
「…んっ…。んんっ……、さ、くら…さん…?おはよございます……。どうしたんですか…?」
「蛍、出掛けたい」
「…あ、なるほどです。付いていきますよ」
「ありがと」
寝ていた蛍を起こして、一緒に買い物に行ってもらうことにした。しかし、腰が立たないから、歩けない…。
僕は仕方なくアオにメールを送り、車椅子を持ってきてもらった。車椅子に座り自力で車輪を回して外に出た。アオも一緒に来てくれるみたいだ。
「どこに行くんです?」
「手芸屋さん。マフラー作るの」
「なるほど…。夏くんに?」
「うん」
すると、蛍は優しく笑って "いいですね" って言った。
何色にしようかな……。使いやすい色がいいよね。それにバレないように最後まで作れるかちょっと不安…。
初めて作るし、下手なのは下手だろうけど…。出来れば、普段使いしても恥ずかしくないくらいのレベルにしたい。
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