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体育祭 1
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夏side
今日は体育祭だ。面倒だな…。しかも桜とは組みが分かれてしまって……。やる気が起きない…。蛍くんたちは運が良くみんな一緒らしい…。いいなぁ……。
と、そんなわけで朝からやる気がなくてダラダラしてる…
そんな僕のところにクラスメイトがやってきて……
「ねぇ、あっちで君のこと呼んでる人が居るんだけど…」
「え?……わ、かった…。とりあえず行ってくるよ。教えてくれて、ありがとね〜」
「…き、きをつけて…、ね……」
「……?…う、ん」
行ってみるとそこには知らない人が立っていて…、僕が
声をかける前に後ろからナイフが首元に当てられた……。
「一緒に来てもらえる」
「……は、い」
組み関係か……。どこから情報が漏れたんだ…。僕の父親の事があるからいつかこうなるかもとは何処かで思っていたが……。何故今日なんだ…
せめて、もう少し……。桜と一緒にいたかったな…。
死ぬのか…、まだ嫌だな……。無事に帰って来れる保証も無いし最後に桜に会いたかった…
「乗って」
「……」
「…大人しくて助かるよ」
その車の中には梓と、冬生くんが……。なんで二人もいるの…。冬生くんはまだしも、梓は関係ないはず……
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