アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
実感 1
-
桜side
夏のお陰で早く寮に帰ることが出来た…。寮の部屋についた途端、夏が欲しくて堪らなくなってしまって…。
「はぁっ……。んっ……んんっ…」
「んっ……はぁ……ぁっ……。あっ…ふぁ……。はぁ……」
「んっ…。あぁっ……ふぁ…。なつぅ……」
夏は、僕に抱かれるようになってから少し喘ぐように…。お互いに喘ぎあってるから、どちらが抱いて、どちらが
抱かれているのか分からない…。
嗚呼、気持ち…。ちゃんと、生きてる…。夏の体温が…、とても暖かい…。良かった。ほんとに、生きてて…。
夏が無事で本当に良かったぁ……。
「夏…。抱いて……。めちゃくちゃにして…。なにも、
もう なにも、考えなくていいように…、して…」
「僕も、桜に抱かれたい…。明日、学校ズル休みして……それで…、僕のこともめちゃくちゃに…」
「うん…。うんっ…」
お風呂に入らなきゃとか、準備しなきゃとか…。思ってたでも、その間離れなきゃいけないと思うと動けなくて…。
「キスして…。今日も、明日も……。その後もずっと…
僕の側にいて…。ずっと死ぬまで離さないで…」
「桜……」
「僕…、ぼく……。一人になりたくない…。雪も、冬も、いつ、なにがあるか…。冬都も……。ぼくだけ…。表の世界で…。一人になりたくないんだ…。お願い…。ぼくのこと…ひとりにしないで…」
「桜…。桜っ⁉︎……おい、しっかりしろ!桜っ!!!」
「はぁ…はぁ……。はぁ…。ゲホッ…ゲホッ…。はぁ……。はぁ…。ガハッ……はぁぁ…ぁ……。はぁ…ヒゥッ……」
嗚呼、またか……。僕はそのまま意識を失った……。
過呼吸になって意識を失うと、大体記憶も、消える…。
今度はどこまで戻っちゃうんだろ…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
201 / 252