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実感 14
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夏side
桜のものをうっかり飲んでしまってからはほとんど記憶がない…。ただ、物凄く気持ちよくて、頭が真っ白になってちょっと怖かったことだけは覚えていた…。
朝起きて、腰の鈍痛からベットから起き上がれないことに気づき、桜を起こした。沢山喘がされたりため、喉はカラカラでちょっと痛かった…。
「さ…、くら……、み、ず……」
「………声、ひどっ…。ごめん、喘がせすぎた……。ん、水。あとで僕にも頂戴」
「ん」
水を飲むと少しだけ良くなった。それでも、まだ声はガラガラしてるし、桜はすごく申し訳なさそうな顔をしてた
「僕は、だい、じょーぶ……。それに、桜と……、する、の……。きもち、かったぁ……から、気に病むこと、ないよ…」
「ごめんね、夏……。ありがと…」
喋れないし、動けない僕の代わりにいろんなことをやってくれた。お風呂は流石に無理だったみたいで二人で頑張ったけどね。 ご飯も久しぶりに作ってくれて、嬉しかった
お昼頃まではベットにいたけど、退屈になりリビングのソファーに座って二人でテレビを見てた。
「DVD、借りればよかったね」
「…ん」
「雪に持ってきてもらお。何か見たいのある?」
悪いなって思いながらも見たいものを言うとそれの、桜の見たいものを二本持って来させてた…。その映画を見ながら2人でお互いが無事に生きてることを実感しあったのだった…。
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