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転校生と問題児
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桜side
葵くんと話すようになって
しばらくたったある日。
教室に来ると、いつもよりざわついていた。
「何これ?」
「転校生来る」
「桜知らなかったの?昨日先生が言ってたよ〜」
転校生か…、嫌だな…。
そんな事を思っていたら夏が抱きついて来る
ハッとして夏を見ると
なんとも言い難い複雑な顔をしていた。
「転校生、嫌」
「桜、葵くん、大丈夫だからね〜」
「んっ」
夏は葵くんの頭を撫でて慰める。
どうやら、夏には隠し事が出来ないようだ。
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「月神 蒼斗です」
転校生は簡潔に自己紹介をして
席に着いた。
「あれ、やだ」
そう言って指差す葵くん先には
月神くんが座っている席がある。
そして、月神くんは
Sクラスの問題児くんに絡まれていた。
「僕も…」
「まぁ、まぁ…」
その後も、転校生の周りから
人がいなくなることはなかった。
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