アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
遊園地。2
-
夏side
まさか二人とも初めてだとは思わなかった。
それに、メリーゴーランドに乗るとは…
流石に知らないとは言っても
その乗り物には一緒に乗るのは辛かった。
「………よかったね」
乗っている時、僕は好奇の目にさらされ続け
乗り終わった後は、疲れ切っていた。
まぁ、二人とも気にしていないようだったが…
楽しめたようで何よりだ
そして次に二人が向かったのは
お化け屋敷だった。
ホラーなども知らなそうな二人に
僕は嫌な予感しかしなかった。
「………お前らな…」
そう怒気をはらんだ声を出すのは、他でもない僕だ。
何故かって、そりゃもう大変だった。
脅かすために出て来たゾンビを殴り倒し
次から次へと気絶させていく二人を止められず
一時アトラクションを中止にさせたのだ
「だって、知らなかったんだ」
「ゾンビゲームあるって雪、言ってた」
「だからって、殴りすぎたろ!」
フタッフの人に謝っていると
その人が、かなり怒り怒鳴って来て
仕方ないと思いながら聞いていると
気に入らなかったらしい葵くんと桜によって
右腕と脚の骨を砕かれて病院に運ばれていった。
「お腹すいた」
「僕も」
「はぁ…、何食べるの?」
怒っても全く効果なく
僕は既に諦め二人に付き合う事にした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 252