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ホテルで… 2
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桜side
ホテルに着いてから、蛍くんに不思議そうな顔で
ちょっと恐々しながら尋ねられたが
それとなくかわして部屋に入って行くと…
「お兄ちゃん…、何考えてるの?」
「たまには、いいでしょ?」
雪は察しがいいので僕のやりたいことが分かるのだろう。
その上で、"興味" と "嫌だ" という気持ちが鬩ぎ合っているようだった。
「本当に意地悪…」
夏もこの状況をよく分かっていないようだが、
僕の好きな様にさせてくれるみたいだ。
とりあえず、二人でお風呂に入ると言って
逃げる様にお風呂に行く。
お風呂に入って、お湯に浸かると雪も入ってきた。
「何考えてるの?」
「雪の善がる姿が見たい」
「でも、お兄ちゃんもネコだよね?余裕あるの?」
そう聞かれれば、グの音も出ない。
それでも気持ちは変わらないので無言で見つめていると
雪の方が根をあげた。
「分かった…。僕の負け」
「うん。楽しみだな」
ニコニコしていると、雪はため息をついて
頭を抱える様にしていた。
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