アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
文化祭 3
-
夏side
文化祭当日。蛍くんや、梓たちが遊びに来た。
桜とは前日の内部公開で一緒に回ったので、今日は接待に力を入れることになっていた。
蛍くんと雪くんは桜が、梓と双子くんたちは僕が
それぞれ案内する事になっていて、はじめに三人を連れて行ったのは、バルーンアートのブースだった
「すご〜!これ、頼めば作ってくれるの〜?」
「そうなの?僕これが良い!」
「零ちゃんズルい!玲これがいい!」
ワッと盛り上がりを見せて、ブースを開いていたC組の
人達は、きゃっきゃっと騒いでいる中学生が可愛いらしく
色々作って見せてくれていた。
三人は一つ作品が完成するたびに、凄い凄いと
楽しそうに笑っている。
「見て!これ凄い可愛い!」
「すごい、すごーいっ!」
「可愛い〜!」
見ている僕も思わず笑顔になってしまうくらいに
三人の喜ぶ様子は可愛くて、とてもとても無邪気だった
ニコニコして喜ぶ三人に、C組の人達はいっぱいお土産を持たせてくれて、ぴょんぴょん飛び跳ねながら喜び
C組の人達もまた嬉しそうに笑って送り出してくれた。
「次どこ行きたい?」
「「ここ行きたい!」」
「そこはダメ!こっちにしよ〜よ!」
梓は、未だににお化け屋敷が駄目らしく、
次に向かったのは、F組の出し物で、メイド喫茶だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
86 / 252