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テスト 1
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桜side
テストの期間がやってきた。みんな頑張って勉強している
僕は暇だから夏に遊んで貰おうと思ったのだが…。
夏も勉強に忙しいらしく、部屋に篭って出てこなかった…
雪は、みんなの勉強を見てあげているらしく慌ただしく日々を過ごしている…
「暇だ〜」
「……桜は勉強しないの?」
「うん。しない」
「ふ〜ん……。点数取れるの?」
「取れる」
去年は面倒だったからテストは全てパスしていたし、
今年も全てパスする予定だった。雪に聞くと雪は暇だから
一緒にテストを受けると言っていた…
「桜さ、頭いいのに…、いつも、張り出されてないよね?たまにはさ、真面目に勉強したら?」
「……んー」
「僕は勉強に戻るよ。また後でね」
なんか、夏の言葉にイラッときた…。今年は、受けよ…。
頭のいい人は点数順に職員室、食堂、学校掲示板に貼りだされる。
もちろん、点数も隣に表示させれる仕組みになっていた。
入学試験も例外ではなく、雪の名前はトップにあった。
「少し復習しようかな……」
今回のテストは波乱が巻き起こりそうな予感……。
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