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テスト 2
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夏side
テスト週間がやってきた…。毎日コツコツやる派だから
ワークなどの提出物は終わっているが、復習していた。
少し休憩しようと思いリビングに行くと、ソファーに座りグダグダしている桜がいた…。
「暇だ〜」
「……桜は勉強しないの?」
「うん。しない」
「ふ〜ん……。点数取れるの?」
「取れる」
こんなにグダグダしていて良いのだろうか…。というか、
人が頑張っている時にこんなグダグダされると…ちょっとと言うか、かなり腹立つ…。
それに、桜はやれば出来るのにやろうとしない…。
少し発破をかけて勉強させてやろなんて思ってしまった…
「桜さ、頭いいのに…、いつも、張り出されてないよね?たまにはさ、真面目に勉強したら?」
「……んー」
「僕は勉強に戻るよ。また後でね」
桜は僕の言葉にイラッ時たみたいで、ムッとした顔をしていた。頭のいい人は点数順に職員室、食堂、学校掲示板に貼りだされるのだが、桜の名前は見たことがなかった…。
もちろん、点数も隣に表示させれる仕組みになっていた。
入学試験も例外ではなく、雪の名前はトップにあった。
「少し復習しようかな……」
なんて、桜が呟いていたなんて知る由もなかった…。
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